スポーツベッティングが初めての方には、聞き慣れない言葉が多くて戸惑うこともあるかもしれません。 アジアンハンディキャップやBTTS、DNB(ドロー・ノー・ベット)など、難しいワードがたくさんあります。 ただし、一度仕組みを理解してしまえば、実はどれも意外とシンプルなのです。 中でも、初心者にとって最もわかりやすく安心感のあるマーケットのひとつがドロー・ノー・ベットです。
言葉の意味を知りたい方、初めて使ってみようと考えている方、あるいは引き分けでベットが無駄になるのを避けたい方——このガイドでは、知っておくべきポイントをわかりやすくご紹介します。
Contents
ドロー・ノー・ベットとは?
引き分けになった場合はベットが無効になる賭け方です。 試合が引き分けで終わった場合、勝ちでも負けでもなく、 賭けた金額がそのまま返金されます。
3通りある結果ではなく、結果のパターンは2つになります:
- あなたのチームが勝利:オッズに応じて配当を獲得
- 引き分けで試合終了:賭け金が返金され、損失なし
- あなたのチームが負ける:ベットは負けとなる
引き分けが頻繁だったり予想が難しいサッカーのようなスポーツには人気の賭け方です。 引き分けで終わる可能性がある試合に賭けるのが不安なとき、ドロー・ノー・ベットは保険のような役割を果たしてくれます。 勝利チームに賭けるという点は同じですが、引き分けになった場合でも損をしないのが魅力です。
ただしその分、通常のベットに比べてオッズはやや低めになります。 リスクが軽減されるぶん、ブックメーカー側がその安全性をオッズに反映するためです。
ドロー・ノー・ベットの仕組み
例えば、プレミアリーグのリバプール対アーセナルの試合に50ドルを賭けたとしましょう。
考えられる結果は3通りです:
- リバプールが勝利した場合、ベットはすべて払い戻しされます。 賭け金50ドルに加え、利益50ドルを獲得できます。
- 試合が引き分けで終了した場合、ベットはキャンセル扱いとなり、賭け金50ドルがそのまま返金されます。損も得もなしです。
- もしリバプールが負けた場合、通常のベット同様に賭け金の50ドルは失われます。
つまり、勝利に賭けるという点は変わりませんが、引き分けの場合にはちょっとした安心感が得られるのが魅力です。 実際に賭けたチームが負けたときだけ損失が発生するため、よりシンプルで明確なリスク管理ができるベット方式です。
DNVと他のマーケット比較
ドロー・ノー・ベットはよく「より安全」な賭け方と表現されますが、では、何と比べて安全なのでしょうか?
その違いを理解するには、サッカーではよく使われる2つのマーケットと比べてみると分かりやすく、1X2(マッチ結果)やダブルチャンスマーケットなどがあります。 この3つはほとんどのサッカーの試合で利用でき、それぞれリスクとリターンのバランスが異なります。
ドロー・ノー・ベットと1X2(マッチ結果)比較
1X2マーケットは、サッカーにおける最も基本的なベット方式です。 3つの選択肢の中から1つを選びます:
- 1=ホームチームの勝利
- X=引き分け
- 2=アウェイチームの勝利
例えば、マンチェスター・ユナイテッド対トッテナムの試合があるとします。 あなたが1X2マーケットでユナイテッドの勝利に賭けた場合、試合が引き分けに終わるとユナイテッドが負けていなくてもベットは失敗扱いになります。
これがドロー・ノー・ベットと決定的に違うところで、DNBでは引き分けは損失とみなされず、賭け金が返金されます。
マーケット | チームが勝利した場合 | 引き分けの場合 | チームが負けた場合 |
1X2 | ✅ 勝利 | ❌負け | ❌負け |
ドロー・ノー・ベット | ✅ 勝利 | 🔁 返金 | ❌負け |
ドロー・ノー・ベットとダブルチャンス比較
ダブルチャンスは、リスクを極限まで抑えたい方向けのベット方法です。 3つの結果のうち、2つの結果を同時にカバーすることができ、外れるのは選ばなかった1つの結果だけという仕組みです。
ダブルチャンスマーケットには、以下の3つの選択肢があります:
- ホーム勝利または引き分け
- アウェイ勝利または引き分け
- ホーム勝利またはアウェイ勝利:ノードローやウィンオンリーとも表記されることがあり、引き分け以外の両チームの勝利に賭けることができる
「マンチェスター・ユナイテッドまたは引き分け」にベットした場合:
- ユナイテッドが勝利または引き分けの場合、賭けに勝ちます
- ユナイテッドが負けた場合のみ、賭けに負けます
マーケット | チーム勝利 | 引き分け | チーム負け |
ダブルチャンス | ✅ 勝利 | ✅ 勝利 | ❌負け |
ドロー・ノー・ベット | ✅ 勝利 | 🔁 返金 | ❌負け |
ドロー・ノー・ベットを使うべきタイミングとは?
どんな試合にもドロー・ノー・ベットを使えばいいというわけではなく、オッズによってはリスクとリターンが見合わないこともあります。 とはいえ、以下のような状況ではDNBが非常に有効になります:
1. 接戦で迷ったとき
どちらかのチームの方が有利だけど、引き分けの可能性もあると感じたとき、 DNBなら直感に賭けながらも引き分けリスクを回避できます。
2. 引き分けが多い格下チームに注目したとき
番狂わせまではいかなくても、粘り強く引き分けに持ち込むチームにDNBでベットすれば、リターンを狙いつつリスクを抑えることができます。
3. 守備力が高いアウェイチーム
アウェイで勝ち切るのは難しそうだが、簡単には負けないと思えるチームには、DNBで負けなければOKの状況を作るのが効果的です。
4. ダービーやライバル対決など緊張感の高い試合
こうした試合は得点が少なく、荒れやすく、引き分けに終わるケースが多いのが特徴です。 DNBを使えば、試合展開が読みにくい時でも安心感を持ってベットできます。
ドロー・ノー・ベットが使えるスポーツ
ドロー・ノー・ベットは引き分けという結果が成立するスポーツで利用可能です。 対応しているスポーツと、対応していないスポーツをご紹介します。
サッカー
最も頻繁にDNBが使われています。 引き分けは全試合の20〜30%程度で発生するため、DNBならチームを応援しながらも引き分けによって賭け金を失わないように保険をかけることができます。 ノックアウト方式の試合では、90分間の結果のみが対象になることが多い点に注意しましょう。
テストクリケット
特に天候やフラットなピッチの影響で引き分けが多発する競技です。 5日間戦っても勝敗がつかない場合に備えて、DNBでリスクヘッジが可能です。
格闘技(MMA・ボクシング)
あまり主流ではないですが、対応しているブックメーカーもあります。 判定でドローになった場合、賭け金は返金されます。 実力が拮抗していて、スプリット判定が予想される試合に有効です。
NFL・ラグビー・アイスホッケー
通常は勝敗がつく競技ですが、レギュラーシーズンでは引き分けも発生します。 DNBが提供されることもあり、その場合は規定時間終了時の結果が対象になるケースが多いですが、リーグやマーケットによって対応は異なります。
マルチベットでドロー・ノー・ベットは使える?
はい、使えます。 複数のDNBを組み合わせてマルチベット(パーレイ/アキュムレーター)を組むことも可能です。 そのうち1つの試合が引き分けになった場合、その部分は無効扱いとなり、マルチベットは残りの試合で継続されます。
ただし、最終的なオッズと配当額は若干下がります。
ドロー・ノー・ベットを使う際の注意点
1. 強いチームに対するオッズが低くなる
本命チームにDNBで賭ける場合、リスクが小さい分、オッズも非常に低くなる傾向があります。
2. 異なるマーケットルールに注意
ブックメーカーによっては「Draw = No Bet」など別名で提供されていたり、延長戦やPK戦が含まれないこともあります。特に国際大会やノックアウトステージでは、ルールを必ず確認しましょう。
3. キャッシュアウト&ライブベッティング
ライブ戦略とドロー・ノー・ベットは相性が良いです。 試合の後半にリードしている場合、魅力的なキャッシュアウトのオファーが出ることもあります。 一方、引き分けに近づいているなら、そのまま返金を待つか、途中で損切りする判断も可能です。
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