日々記録更新されていく仮想通貨の価格。このことから、仮想通貨に対する人々の関心は急速に高まりつつあります。ビットコインなどのデジタル資産を始めたいけど購入の仕方がわからない…という人も多いと思います。 かつて、BTCを入手する唯一の方法はブロックチェーン上で採掘することでした。採掘ってなに?となると思いますが、おっしゃるとおり、この方法は技術的なノウハウとハードウェアの知識が必要なため、知らない人がほとんどです。 ありがたいことに、今現在では初心者の方も簡単にビットコインが購入できるようになり、世界で最も価値のある仮想通貨となっています。 有利なオッズを見つけたとき、または今なら絶対勝てる気がする!ってときに、素早く賭けたいクラウドベットユーザーの方であれば特にビットコイン調達方法は非常に重要な問題だと思います。 この記事では「ビットコインを法定通貨(日本円、米ドル、ユーロなど)で購入する方法」を取り上げて説明していきます。 これを読めば、あなたもすぐにベットしはじめることができます。 購入するには、この2つのステップだけ:
- ウォレットを作る:あとできちんと説明しますのでご心配なく。
- 取引所を選ぶ:これは居住国によっても利用可能か異なったり、匿名性、価格、スピード、セキュリティなどの個人の好みも関係してきます。
それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。
Contents
ビットコインウォレットの正しい選び方
ビットコインウォレットを作ることは、コインを入手するための第一歩です。 銀行口座のように、ビットコインのブロックチェーン上で資金を受け取ったり送ったりするにはウォレットが必要です。 銀行口座のように、ユーザーのニーズに応じたさまざまな種類があります。 ビットコイン初心者の方におすすめのウォレットは、「Copay」です。無料かつオープンソースのウォレットでビットコインとビットコインキャッシュの両方を保管することができます。また、すべての主要プラットフォームで同じアカウントを同期できるという特徴があります。 Windows、Mac、Linux、iOS、Android全てに対応しています。 その他に人気のあるウォレットとしては、「Exodus」「MetaMask」「Coinbase」などもあります。 お好きなデバイス(デスクトップやスマホなど)でソフトウェアをダウンロードして、指示に従ってインストールします。 パスワードは強力なものに設定すること、バックアップを実行すること、そして特にプライベートキー(秘密鍵)に関しては、設定する際に細心の注意を払いながら進めてください。 すべてのビットコインウォレットには秘密鍵があります。これは買い手と売り手でビットコインブロックチェーン上で取引を完了させるために使用するものです。 この秘密鍵の保管は非常に重要になります。というのも、これがなければ、取引ができない、ましてや何か発生した際に自分の資産を回復できなくなる、つまりアクセスできなくなります。 ビットコイン保有者のなかには自分の秘密鍵を銀行の貸金庫で保管している人もいます。 一部のオンラインサービスが行う独自のウェブウォレットに入れるという方法もありますが、サーバーハッキングやバグによって資金を失うリスクもあります。秘密鍵をきちんと把握しているウォレットに自分の資金を保管するのが良いでしょう。 ウォレットの使い方に慣れてきたら、次はいよいよビットコインを買っていきましょう。
ビットコイン取引所の正しい選び方
ビットコインを購入する場所は、ご自身の住んでいる国や管轄区域の法律によって異なります。 仮想通貨の規制は地域によって異なるため、取引所によっては特定の国でサービスを提供できない(または提供したくない)場合があります。 仮想通貨の取引所がビットコインを購入するのに一番メジャーな方法です。 買い手と売り手の仲介をしてくれるため、取引には手数料がかかります。 バッカー(賭けたい人)とレイヤー(賭けに参加したい人)を結びつけるベッティングエクスチェンジで、すでにお馴染みの方もいるかもしれません。基本的にこれと同じような役割です。 色んなオプションがあるため、どうやって選んだらよいか迷う方もいると思います。 取引所を選ぶ際のポイントは:
- 日本円に対応しているか、また使いたい決済手段に対応しているか CoinbaseやCrypto.comのような大手の取引所では、クレジットカード、デビットカード、銀行振込を使用して資金を入金することができます。 (決済方法の違いについては下記「ビットコイン購入時の支払い手段について」を参照)
- 日本の規制に準拠しているか
- 強固なセキュリティ対策を実施しているか
- 出金や取引手数料の値段が妥当かどうか
- 取引量が多く、最良のビットコイン価格で確実に入手できるか
- 通貨の種類を多く取り扱っているか
基本的には大手の取引所を使っておけば問題ないはずです。 規制された取引所を通じて購入する場合、口座に資金を入金するために書類を提出し、本人確認プロセス(KYC)を経る必要があるため、匿名ではないことに注意してください。 ウォレットに法定通貨でお金を入れ終えたら、取引所でビットコインを探し、自分の資産枠に応じて購入をするだけです。
ビットコインのその他の購入方法
ビットコインの売買に慣れてくると、次第にもっと冒険心が芽生えて、もっと個人的にBTC取引できる方法があるか、もっと低コストで済む方法はあるかなどと模索し始める方もいると思います。 直接購入ができる主な方法は、クレジット/デビットカードでクラウドベットを通じて買う方法、取引所、専用のOTCマーケット、P2P(ピアツーピア)、ATMなどがあります。 そもそもどの方法が利用可能かを別にすると、選ぶ際には使いやすさ、支払い手段、コスト/手数料、安全性、あとは匿名性などを気にするとよいと思います。
クラウドベットから直接購入する方法
これは、クラウドベットユーザーであれば一番手っ取り早い方法だと思います。 クラウドベットのサイトからビットコインを購入することができます。この場合、第三者機関の決済プロバイダーにアカウントを設定する必要があります。 ビットコインの購入手続きを始める際の、プロバイダの本人確認ステップでは通常クレジット/デビットカードを使用します。
OTCマーケット
取引所を介さない相対取引です。コインを提供する売り手と直接連絡を取ります。 オファーを受けると、支払証明を提出するまでコインは保管されます。 支払い証明を確認した時点で、売り手のコインがリリースされ、あなたのウォレットに入ります。
P2P取引
PaxfulやLocalBitcoinsのようなP2P(ピアツーピア)ビットコインマーケットプレイスは、直接他のユーザーから仲介業者を挟むことなくやり取りを行える場所です。 売り手は希望支払い方法を指定して購入相手を探します。買い手は希望の支払い方法と為替レートにマッチする売り手をリストから探します。 規約に同意したのち、買い手は料金を売り手に送金し、売り手は保管されていたビットコインをリリースします。 P2Pは登録や本人認証ステップがないため、簡単に匿名を保ってビットコインを購入するには良い方法です。 しかし、その分詐欺のリスクが高くなることにご注意ください。
ビットコインATM
ATMが近くにあれば、この方法が便利で簡単です。安全性もある程度確保されるビットコイン購入方法です。 デメリットとしては、手数料が高くなることが多いです。 お近くにATMがあるかは、こちらのサイトから確認できます。
ビットコイン購入時の支払い手段について
どのビットコイン購入方法を取るかの目処を立てたら、次に考えるべきは、取り扱っている決済方法は何かです。 支払い方法が変われば、セキュリティ、匿名性、価格、取引時間も変わってきます。 基本的には、支払い手段が匿名であればあるほど、価格が高くなり、不確実性が高くなる傾向があります。。 どんな選択肢があるか見ていきましょう。
銀行振込
銀行振込はほとんどの取引所でも使える支払い方法であり、お金をビットコインに変える簡単で安全な方法です。 また、OTCマーケットでの銀行振込(売り手の口座に直接振り込まれる)やP2P取引でも支払うことができます。 追跡可能な支払い手段であるため、銀行送金は当然ですが匿名ではありません。 取引所にお金を振り込むと、処理されるまで数分から1週間ほどかかります(国際取引の場合)。 手数料がわかりにくく、思いのほか高くなる場合もあるので、海外送金をする前に銀行に確認したほうがよいでしょう。
✅メリット:使いやすい、銀行による処理なので安全
❌デメリット:取引に時間がかかる、匿名では無理、手数料が割高
結論:プライバシーが問題でなく、時間に余裕がある方はこの方法がおすすめ。
クレジット/デビットカード
カード会社によっては取り扱いがないこともありますが、基本的にカードはビットコインには簡単、スピーディ、そして安全な方法です。 もちろん、この便利さには代償が伴います。通常、最終的にかなりの手数料が上乗せされることです。 また、さらに不利なことに、クレジットカード会社によっては、こうした取引をキャッシングとみなし、さらに高い手数料を課すところもあります。 そう、結構な値段がかかります。 加えて、限度額は通常かなり低く、大きな額を考えている方にとっては、あまり良い選択肢とは言えないでしょう。 ほとんどの取引所、いくつかのOTCマーケットとATMでカードが使えます。
✅メリット:使いやすい、安全、取引処理が早い
❌デメリット:手数料が高い、匿名では無理、取り扱いしている箇所が限られる、限度額がある
結論:匿名性と手数料が問題でなく、かつあまり大きい額でなくてもよいという方にはカードが有効です。
PayPal、Netellerなどのオンライン決済サービス
一部の取引所では、資金調達の選択肢としてこのようなオンライン決済プラットフォームを受け入れている場合もありますが、あまり普及はしていません。 PayPalは、チャージバックポリシーによる詐欺のリスクとBTC取引の不可逆性により、ほとんどの場合、OTCマーケットやP2Pでは利用が制限されています。 この手段は別の仲介業者を加えることになるので、単純な銀行送金よりも高くつくことが多いです。 普及していない理由として、その国の銀行システムにもよりますが、デジタルシステムを使いたがる売り手があまりいないということがあるかもしれません。しかし、銀行がビットコインに対して好意的でない場所ではこのような決済方法が有効になる可能性もあります。
✅メリット:使いやすい、取引処理が早い、(買い手にとっては)安全
❌デメリット:高コスト、取り扱いできる場所が少ない、(売り手にとっては)透明性に疑問がある
結論:使えるのであれば、銀行振込を使ったほうがいいでしょう。
現金/ギフトカード
ビットコインの魅力のひとつは、現金での取引と同レベルのプライバシーが確保できること。 しかし、正しい方法で、新しく取得したビットコインと物理的な自分の身元を関連付けることができないようにすることが必要で、最初にボトルネックとなるのはそのエントリーポイントです。 匿名でビットコインを購入したいときには、現金かギフトカードという手段があります。 しかし、この選択はマーケットの選択肢がかなり制限されること、価格も大幅につり上がることを覚悟する必要があります。 取引所やブローカーのような規制されたサービスは、アンチマネーロンダリング法を遵守しなければならないため、この方法は利用できません。 ビットコインATMは現金を取り扱っていますが、本人認証が必要になるケースがあります。 そうなってくると、残るはLocalbitcoinsのようなOTCマーケットとP2P取引です。 現金は郵便や銀行振込で送付するか、直接手渡し、ということになります。 それが送られたのち、受け取るのに数日かかるので早めの取引を求める方には向かないでしょう。 そして直接対面取引の選択肢を取る場合には、特に売り手に一度も会ったことがない場合にはリスクが伴うことを考慮するようにしてください。
✅メリット:匿名性が高い
❌デメリット:高い、売り手を探すのが難しい、安全性に懸念がある
結論:匿名性を何よりも重視する方は使うべき手段かと思いますが、実際に知らない人と対面で会う場合には十分に気を付ける必要があるでしょう。
ビットコインを安全に保管するには
ビットコインの購入方法についての基礎を学んでいただきましたが、もう一つ重要なのが安全な保管方法です。 ビットコインを安全に、自分の仮想通貨ウォレットに保管する方法を学んでいきましょう。 仮想通貨ウォレットは、インターネット接続のレベルに応じて、ホット、ウォーム、コールドに分類されます。
- ホットウォレットは常にオンラインに接続されているため、ハッキングのリスクは高まりますが、資金に簡単にアクセスすることができます。
- ウォームウォレットはホットとコールドのバランスを取り、オンラインへのアクセス性を維持しながら、いくつかの情報をオフラインで保存するウォレットです。
- コールドウォレットはインターネットから切り離されたオフラインのハードウェアや紙にすべてのデータを保存する方法です。 これはセキュリティ面では一番高いですが、利便性には欠けます。 LedgerやTrezorなどのハードウェアウォレットがコールドウォレットに分類されます。 鍵がプリントアウトされた紙も、コールドウォレットと呼ばれます。
初心者の方のベストアプローチとしては、ホットウォレットとコールドウォレットを上手く使い分ける方法です。 少額の利用額をモバイル機器やパソコンのホットウォレットに入れておき、日々の取引に利用しましょう。 大きい額を保有する場合は、最大限のセキュリティ確保のため、ハードウェアウォレットを介してコールドストレージに保管する必要があります。 さらに:
- アカウントの2要素認証を有効化し、強力でユニークなパスワード設定をすることでホットウォレットのセキュリティを上げることができます。
- メール/SMSのアラーム設定をして、こまめにリカバリーフレーズ/秘密鍵を含む、ウォレット内データのバックアップを行いましょう。
- バックアップデータをオフラインの安全な場所かつ、紛失時を見越して複数の場所に保管しておくとよいでしょう。 コールドストレージのシードシートまたは紙のウォレットは、貸金庫に入れて保管することをおすすめします。
まとめると、ウォレットのセキュリティを上げるには、オンライン上での露出を最小限に抑える!これに尽きます。 秘密鍵をオンライン上に保管している、ハッキングの影響を受けやすいホットウォレットや取引所での資金保有を最低限にしておくこと。 そしてオフラインのコールドハードウェアや紙のウォレットに大きい額を移行すること。 仮想通貨を始めるには、ビットコインの購入方法を学び、健全なセキュリティ対策を行うことが資金を保護するために不可欠です。
ビットコインを買うタイミング
さて、ビットコインの価格変動を見ていれば、誰もが思うこの疑問。いつ購入するのがベストなの? 残念ながら、これに関しては正解はありません。なぜならこの間にも1秒単位でビットコインのレートは変化しているからです。 しかし、有利なタイミングで購入できる確率を高める方法がいくつかあります。 (注意:これは金融のプロとしてのアドバイスではありません。 ビットコイン購入の決断はご自身でも価格のリサーチを十分になさってから実施してください。) アプローチの一つとして、ドルコスト平均法(DCA)があります。これは長期間にわたって一定の間隔で購入するという方法です。 これにより、値動きを予測する必要がなくなり、バッドタイミング時の購入によるリスクを最小限に抑えることができます。 例えば、毎週100ドルをビットコインに投資するということは、価格が下がっているときは多く買い、上がっているときは少なく買っているということになります。 また、調整中の大きな価格下落を狙って、比較的安値でビットコインを取得することもできます。 分析ツールを使ってサポートレベルを特定して、ベストな投資ポイントを決めます。 取引所で指値注文を設定し、一定の価格に達した場合に自動的に取引が執行されるようにします。 ある程度の慎重さと忍耐があれば、完璧なディップ(急落)や急騰を見つけることに執着する必要なく、自信を持ってビットコイン投資を行うことができるようになるでしょう。
ビットコイン購入時に気を付けるべき5つのポイント
最後に、ビットコイン購入に際し初心者が陥りやすいミスをいくつかご紹介します。慣れるまで慎重に行わないと金銭の損失やプライバシーの流出につながりかねません。 最初のうちは以下のポイントを特に注意して臨みましょう:
- 詐欺の取引所:ビットコインの価値上昇に伴い、購入者をだます詐欺取引所が急増しています。 登録する前に、仮想通貨の取引所を全て徹底的に調査しましょう。 問い合わせ先が有効かどうか、規制を遵守しているか、ユーザーレビュー、高い取引量があるかなどをチェックしましょう。 取引量の少ない怪しげな取引所を使うと、出金が遅れたり、ビットコインのレートが悪くなったりします。
- 2要素認証を使わない:繰り返しですが、セキュリティは非常に重要です。パスワード以上にアカウントのセキュリティレベルを上げるために、2要素認証は必ず使うようにしましょう。 Coinbaseのような取引所ではSMS、認証アプリ、セキュリティキーを使った2要素認証を取り扱っています。 2要素認証を有効にすると、ログイン情報が漏洩した場合にもアカウントがハッキングされ、ビットコインが盗まれるのを防止することができます。
- ビットコインを取引所に入れっぱなしにする:取引をする際には便利ですが、仮想通貨取引所の中にはハッキングや盗難、倒産などに陥るところもあり、特に小規模な取引所は注意したほうがよいでしょう。 ビットコインを購入したら、まず個人ウォレットに入れるようにしましょう。 大きい保有額であれば、オフラインの”コールド”ハードウェアウォレットを活用してください。 日々の取引に使う額のみ”ホット”のオンラインウォレットアプリに入れておきましょう。
- ウォレットにアクセスできなくなる:秘密鍵、リカバリーフレーズをなくしてしまうと、あなたのビットコインを永遠に失うことになります。 ウォレットの認証情報を安全にバックアップし、紛失を防ぐために地理的に離れた場所に保管しましょう。 アクセスを復元するためのバックアップの秘密鍵も暗記しておくか、安全なところに保管します。
- 納税義務を無視する:日本で、ビットコインは課税対象とされています。納税をしっかりとしましょう。 収益を申告しないことは、罰金につながります。 税務申告のために売買取引と資本損益を計算するための原価ベースの記録をしておきましょう。 仮想通貨専用の税務ソフトウェアもあります。
ただし、きちんとリサーチしてから行えば、これらの注意点は簡単に防げるはずです。安心安全なビットコイン取引を行いましょう! ビットコインの正しい買い方、保管方法、そして管理方法を守れば、リターンを最大にすることにでき、トラブルを最小限にすることができます。
以上です!
おめでとうございます!これであなたも今日から立派なビットコインオーナーです! もしコインを第三者サービスのウェブウォレットに送る場合は、引き出し先が自分のウォレットであることをダブルチェックするようにしてください。 コインはシンプルにウォレットに入れておいて貯蓄に充てることもできますし(仮想通貨は最高の資産保管場所です!)、別の仮想通貨に両替してみるのもいいし、または商品やサービスの購入に充てることもできます。 その他にも、クラウドベットアカウントを作って幅広いスポーツのマーケットに賭けたり、ビットコインカジノで遊んで、初期投資額を数倍にするチャンスに賭けるのもありかも!